村上しずか
新宿調理師専門学校を卒業後、和食の調理師としてホテルで働く。その際、懐石料理の飾り切り〈 剥きもの 〉を習得。ただ食べる為に切るのではなく、ひと手間加えて美しくカットする事で、更に美味しく味わえる事に感銘を受け、各国のカッティング技術を、独学や現地のスクールに通い習得する。
その後、調理の必要がなく切るだけで美味しく食べられるフルーツカッティングに特に興味を持ち、それまでに習得した技術と自身のアイディアを融合し、独自のカッティング法を考案。味だけでなく、造形、色彩、香り等、フルーツを丸ごと全て楽しんで頂きたいとの考えから、通常は捨ててしまう皮や葉っぱをも有効的に活用し、ぺティーナイフ1本で、1皿10分以内に作成する事を主な特徴としている。
2013年より総称を〈 JEWEL FRUITSⓇ 〉とし、カッティングスクールをスタート。現在は、書籍やフルーツ関連商品の制作、イベントにてデモンストレーションを行う等、幅広く活動中。
1998 | 新宿調理師専門学校卒業 |
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1999 | 都内飲食店やホテルにて、調理業務に従事 |
2002 | バンコクにてタイの伝統芸術であるフルーツカービングを学び習得 |
2003 | 東京都中央区にてフルーツカービング教室を6年間運営 |
2009 | 調理師経験の中で身に付けたカッティング法やカービング技術の集大成に、フルーツに対する自身の思想をプラスし、新たなカッティング法を考案 |
2010 | 著書「フルーツ・カッティングの技法書」出版 |
2013 | カッティングの総称・ブランド名を「JEWEL FRUITSⓇ」とし、JEWEL FRUITS INSATITUTIONを設立。浅草に自身のスタジオをオープン ジュエルフルーツクリエイターⓇの育成に取り組む |
2015 | 認定校をスタート |