いちごの時期がそろそろ終わってしまうので、ジャムを作りました。いちごは栃木県真岡市の農園に買いに行きましたよ。いちご生産量一位の栃木県ですが、その中でも真岡市が一番の生産量を誇っています。
栃木県は冬の日照率が高く、昼夜の寒暖差も大きいのでいちご栽培に適した土地なんですね。稲作の裏作として注目され、多くの方がPRに力を入れた事もあり一大産地になったそうです。晴れた日に訪れると、本当に日当たりが良く、昼間の暖かさを感じる事が出来ます。
私の住んでいる所から車で一時間半程度で行く事ができ、隣には益子焼で有名な益子町もあります。陶器市が開催されていたり、カフェも多くありますので日帰り旅行にぴったりで、たまに訪れています。
強火・短時間でフレッシュ感を出したジャムが好きなので、大きめの鍋を使って一気に仕上げます。最初は吹きこぼれそうなほどの勢いですが、段々と艶のある状態になっていきます。
煮詰めた硬めのジャムはお菓子に、さらっと緩めに仕上げたものはヨーグルトに入れると良く合いますよ。
以前作った「甘夏」と「パイナップル」のジャムも並べてスコーンといただきました♪パイナップルはコンポートのような感じで果肉感がある仕上がり、甘夏は皮をピールチョコに使ったので、果肉のみで作っています。お砂糖は50%~80%です。
お菓子に使う時はしっかり甘さがあると味がぼけないので甘めに、パンに塗るときは控えめで作っています。
2種のフルーツを合わせて作っても面白いですし、思っているより短時間でできるので是非試してみて下さい!
<いちごジャムの作り方>
1.いちご400gのヘタ部分をナイフで落とし、ボールに入れる
2.ゴム手袋やビニール袋などをはめて少々潰し果汁を出す
3.200gのグラニュー糖と、レモン汁10gをまぶす
4.鍋に移し、強火で煮る
5.途中アクを取りながら、ゴムベラで焦げ付かないように鍋底をかき混ぜる
6.5を繰り返しながら艶が出るまで煮詰める
7.ジャムが熱いうちに、熱湯で殺菌した瓶の9割程度まで詰める(ふちにジャムが付かないよう注意する)
8.蓋をしっかり締めて瓶をひっくり返しておく(15分したら戻す)
※色は多少変色していくので、3ヵ月を目安に食べきるようにして下さい。
岩井和恵