早いもので、もう師走ですね。今月9日はスタジオにて、クリスマスイベントを開催いたします。準備の様子も近日アップする予定ですので、お楽しみに♪
今日は、素材を生かしたおやつ作りのご紹介です。
こちらは秋の味覚「栗」を使った渋皮煮。茨城県産利平栗を使って作りました。大きくてコロンとした形が、なんともかわいいんです♪
鬼皮を剥き、3回ほど重曹で茹で溢します。その後、水で余分な渋皮を綺麗に洗い流したら、栗の60%~80%のお砂糖を3回に分けて加え、約20分程煮含めていきます。シロップが程よく煮詰まって、艶が出て来たら完成です。お菓子の材料として使う時は、味がしっかりしていた方が良いので、甘みは強めに。そのままいただく時は、甘さ控えめに調節しています。
そしてこちらは、しずか先生のお宅のお庭で収穫されたゆずを使って作ったシロップです。お湯で割ってゆず茶にしました。
ゆずの爽やかで優しい香りがスタジオに漂い、癒されます♪シロップにすると、皮ごと食べられるので無駄がないですし、保存も効くので便利ですね。毎年収穫されたゆずは、お風呂に入れたり、果汁を使った化粧水を作られたり、冷凍して料理に使われたり等、様々に活用されているようです。
季節毎に採れるフルーツや野菜は変わりますが、その素材を生かして何を作るか考える時は、心が弾みます。より美味しく、バリエーション豊富に旬の素材を楽しみたいですね。
文/岩井和恵 写真/村上しずか